大正12年(1923年) |
五代目武田長兵衞氏(和敬翁)が私財で育英事業を開始。 |
- ●大正11年、和敬翁の意を受けた森本寛三郎氏が、六代長兵衞氏が当時通学中の高津中学(旧制)の担任教師・岩崎繁雄先生に学資援助を申し出たのがきっかけ。
- ●翌大正12年、当時の校長・三沢糾先生から六代長兵衞氏の同級生・渡辺幸三氏が第一号として推薦された。
|
昭和16年(1941年) |
「尚志社」と命名 |
- ●8月24日、神戸の武田長兵衞氏宅で第一回の会合が開かれ、京大・羽田亨総長、法隆寺・佐伯定胤貫主、社友16名等、計23名が出席した。(当時の社友数は22名)
- ●同会合における和敬翁の挨拶:
「皆様の内からも、国家社会のため、活躍していただく人が出れば之に過ぎた満足はないのであります。常々皆様に申し上げる通り学校卒業までは御面倒を見させていただくが、卒業後は各自の意思に依ってやっていただきたい。かくして皆様が各方面において国家社会のため、お役に立たれるようになれば、私にとっては望外の幸いであります。」
- ●同日、羽田総長のご指導で「尚志社」の名称が決定される。
同時に「尚志社」の綱領も定まった。
- ●「尚志」について
出 典:「孟子」尽心章句上33章「王子塾問曰、士何事。孟子曰、尚志」
読み方:王子塾(てん)問いて曰く、「士は何をか事とする」と。孟子曰く、「志を尚(たか)くす」。
|
昭和35年(1960年) |
「財団法人 尚志社」設立(1月29日、文部省認可。)
武田薬品工業株式会社内に「尚志社後援会」が発足。 |
昭和44年(1969年) |
「尚志」第1号発行(10月)
社友懇談会の定期的な開催。 |
平成24年(2012年) |
12月3日、名称変更により「公益財団法人 尚志社」設立。 |
平成25年(2013年) |
「尚志」第44号”育英事業開始90周年記念号”発行。 |
令和元年(2019年) |
「尚志」第50号発行。 |
令和5年(2023年) |
尚志社創設100周年 「尚志社100年史」発行。 |